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☆ 9回目の点滴ならず
8/17のCT検査の結果、肝臓への転移が増大し続けているということで、2つ目の抗がん剤イリノテカンは効き目が無くなった(耐性ができた)という判断で、3つ目の抗がん剤タキソールに変更する事が決まりました。


ガンの治療は歯医者の治療に似ています。
最初に「保険にしますか? 保険外でもいいですか?」と聞かれるアレです。


大学病院・がんセンター・国立病院など国内の大病院は、標準治療(保険内)をする病院です。
どこで治療してもガイドラインで定めたほとんど同じ手術・抗がん剤という治療になります。
民間療法や最新のワクチン免疫療法などは、学会が定めたガイドラインから外れる保険外治療なので扱いません。
(丸山ワクチンは主治医が確認するが本人の責任でフォロー無しという立場)


民間療法や最新のワクチン免疫療法など受けたい人は、やってくれる病院(私立・個人)を自分で探さないといけません。
標準治療(保険内)をする病院は、保険外も扱う病院は紹介してくれません。
キッチリと二分されています。 (例外で東大付属病院がある)
保険外=効き目が確認されてない=全額自己負担=自己責任 なので高額にもかかわらず効かない人も当然多くいます。


ただし、標準治療(保険内)抗がん剤であっても他の病気の治療薬のように「AにはBで治せる」というレベルではないので、高額で効き目が確認されてない民間療法やインチキサプリに走る人が後を絶ちません。
確かにどちらも効き目が小さく、効く人と効かない人がいて、更に完治できるレベルでないので気持ちはよく判ります。
保険内と保険外の両方を扱う病院があれば、本人にとって効果のある治療だけ選べるオーダーメイド治療になるのですが、現状では 大病院=標準治療(保険内)=既製服 しか扱わないので、使える抗がん剤が無くなったら追い出されてしまいます。 (自分で他の病院を探す)


さて胃ガンの抗がん剤、シスプラチン+TS1・イリノテカン・タキソールを使い果たしてしまったら・・・・・
我が家も保険外治療の病院を探すことになるのです、本人はピンピンしていても。
これがいま問題となっている「ガン難民」なのです。
同様にホスピスのような施設の不足(余命2週間なのに3ヶ月待ちなど)、治療を続けられるホスピス不在(ホスピスでは痛みの緩和が目的なのでガン治療行為は禁止)など合わせると75万人のガン難民がいるそうです。
# by pinpon_2005 | 2009-09-01 01:23 | いろいろ思う事
☆ 8回目の点滴
CT検査とともに無事終了。

血液検査の値は、かなり改善されたまま横ばい状態をキープ。

白血球・赤血球・血小板・総たんぱく・肝臓関係・腎臓関係と、ほぼ正常値を保ってますので

CTの検査結果は8/31になりますが、たぶん転移の悪化は無いと思います。
# by pinpon_2005 | 2009-08-20 01:20 | いろいろ思う事
☆ 血液検査 更に改善
7/6 CT検査の発表がありました。

リンパ節転移=縮小     肝転移=増大    全体としては停滞傾向でしたので、7月8月も

通院治療の予約ができました。

毎回の血液検査では、10月に胃ガンが発覚して以来はじめて赤血球が正常値に。

それ以外の数値もみな改善されていました。

腫瘍マーカー値CEAは、5月GWの22.5から減少が続き、20---15---10まで小さくなり

正常値(5以下)も射程圏内です。
# by pinpon_2005 | 2009-07-14 11:33 | いろいろ思う事
☆ 連邦のモビルスーツは化け物か!
6/22 CT検査が最後になってしまい、結果は7/6の通院のときに聞くのでまだ
安心はできないのですが、血液検査・尿検査では55項目のほぼ全項目で改善。

点滴2回目(5/25)よりも点滴3回目(6/8)のときの値が、思いのほか良かったので、
このまま悪化せず水平状態になってくれればいいと思ってました・・・・・ところがどっこい!

今回4回目(6/22)点滴前検査では、更に改善されていて驚きました。
体重も2週間前より1kg増加。

リンパ節転移20ヶ所以上・肝臓転移8ヶ所以上なのに、肝機能の項目も
アルブミンとA/G比がわずかに低いのみ・・・・・本当に病人なのか ?????




午後の糖尿内科でも、先月からインスリンを減らした影響は全く無くグリコアルブミン
が少し高い位で、もう1ヶ月様子を見てからインスリン注射を中止して飲み薬による治療へ
変更する予定になりました。





血液検査・尿検査 (基準値内は無記入)

---尿定性---
比重
pH
糖定性 (-)
蛋白定性 (-)
潜血定性 (-)
ケトン体定性 (-)
ビリルビン定性 (-)
ウロビリノーゲン定性 (±)
微量アルブミン定性 (-)

---血算一式---
白血球
赤血球 402   420~540
ヘモグロビン 12.2   13.0~18.0
ヘマトクリット 37.0   39.0~52.0
MCV
MCH
MCHC
RDW 15.6   11.6~13.7
血小板
MPV

---像(機械)---
好中球
好酸球
好塩基球
リンパ球
単球
♯NE
♯EO
♯BA
♯LY
♯MO
総蛋白
アルブミン 3.4   3.8~5.2
A/G比 0.94   1.00~2.00
総ビリルビン
AST(GOT)
ALT(GPT)
LDH
ALP
γ-GTP
カルシウム
尿素窒素
クレアチン
尿酸

---Na・K・Cl---
ナトリウム
カリウム
クロール
eGFR
血糖 214   70~109
血糖時間 2:00
HbA1c
GLU/A1c 40   12~32
GA
AL 3.1   3.8~5.2
GA% 17.9   12.4~16.3
CRP 0.33   0.3以下
# by pinpon_2005 | 2009-06-25 05:39 | いろいろ思う事
☆ 副作用は止まってる?
今週は抗がん剤点滴の通院じゃない週なので、点滴した週より食欲も安定して外出も普通なのですが
想像していた脱毛が止まってしまった感じ。

検索したときには、全ての毛に副作用の脱毛があるという説明だったのにまゆ毛は脱毛なし。
髪の毛も点滴2回目で抜けた後は、「根性がある毛」だけはまばらですが残っています。

イリノテカン特有の症状である下痢も、今回はほとんど現れませんでした。
下痢を誘発するからと、積極的にはすすめなかった牛乳を毎日2杯飲んでます。
実はすぐお腹を壊すので、父は元々牛乳が大嫌い。
なので入院して病院食で出されるまでは、飲んでるのを見たことが無かったくらいなのに今では自分で
買いに行ってます。

これでイリノテカンの一般的な副作用も克服してしまったわけですが、あと気をつける副作用は
腸閉塞くらいになりました。
# by pinpon_2005 | 2009-06-16 01:50 | いろいろ思う事